目標 2
飢餓に終止符を打ち、食糧の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する
Goal 2
End hunger, achieve food security and improved nutrition and promote sustainable agriculture

有限会社ラパン(第4回「共同研究に参加)

(1)企業概要

有限会社ラパンは、1999年から吹田市を拠点にパン屋等を経営している。健康意識が高まる中、同社はロカボ(ローカーボ:低糖質)に着目し、豆腐の製造工程でできる副産物のおからを乾燥させたおからパウダーを活かした商品を開発している。おからの栄養価は高いが、食感やおからのみでの成形が難しく、小麦粉を使用せざるを得ないことが課題であったが、小麦粉を使わず、おからのみで口解けのよい生地作りに成功し、小麦粉アレルギーにも対応することができた。

(2)参加理由

同社はおから製品以外の副産物の利用も視野に、新商品の共同開発や広報活動の支援を求めて本事業に参加した。

(3)マッチング成果とゴールへの寄与

関西大学とのマッチングでは、学生と協議をしながら、若者向けのフレーバーの開発やSNSを活用した新商品の広報活動などを実施している。同社は副産物の有効利用を通じて、安全で栄養価の高い食品の提供に取り組んでいる。

株式会社オリーブ技研(第4回「共同研究に参加)

(1)企業概要

2016年、抗酸化剤の研究開発に成功したベンチャー企業として発足した株式会社オリーブ技研は、塩素を無害化する抗酸化カルシウムイオン水溶液の製造開発を行っている。

水道水に含まれる塩素は細胞を酸化(老化)させる作用があると言われているが、抗酸化作用を持つカルシウムイオンは、塩素をイオン化し無害化する働きをもつほか、水の大きな分子集団を小さな集団に再編する働きがあり、細胞への浸透性、吸収がよくなる。また、同社の抗酸化技術は、植物の成長を促進させる二価の鉄イオンを安定化させる。

(2)参加理由

商品化には試験により得られたデータと第三者による評価が重要なことから、研究機関とのマッチングを希望し、本事業に参加した。

 

(3)マッチング結果とゴールへの寄与

研究機関とのマッチングが成立し、同社が持つ抗酸化技術を農作物の栽培の分野に活用する試験を進めている。植物の成長を促進する抗酸化技術を用いた肥料を開発し、農業の生産性向上をめざしている。

 

株式会社ウィル・ビー(2020年度 第1回「公的支援スキーム」に参加)

(1)企業概要

株式会社ウィル・ビーは中古車輸出をメイン事業として様々な商品の輸出・輸入ビジネスを手掛けている。化学肥料を一切使用しておらず人体にさえも安全な成分のみで構成されている発酵堆肥液アグリオーガニカを開発。アフリカでの独占販売権を所有しており、肥料事業を海外展開を検討している。

(2)参加理由

現地での販促活動費用の支援を求めて、海外進出に強みをもつサポーターとのマッチングを希望して、本事業に参加した。

(3)マッチング結果とゴールへの寄与

JETROとマッチングし、今後ミャンマーでの肥料事業の展開に関する事業を進めていく予定。

株式会社パン・アキモト(2020年度 第2回「民間支援スキーム」に参加)

(1)企業概要

阪神淡路大震災をきっかけに、安心・安全なおいしい防災備蓄パン缶詰を開発した株式会社パン・アキモトは、2009年から「救缶鳥プロジェクト」を開始し、SDGs達成や食品廃棄ロス問題に取り組んでいる。このプロジェクトでは、パンの缶詰の賞味期限が切れる前に賛同を得られた購入者から缶詰を回収し、海外の飢餓国や被災地へ義援物資として届ける活動で、備蓄と同時に社会貢献につなげている。

(2)参加理由

救缶鳥プロジェクトに賛同し参画していただける企業・自治体・個人を求めて参加。また、CSR活動の一つとして、災害への備蓄と飢餓や貧困問題の達成に繋げたい企業との連携を求めて参加した。

 

(3)マッチング結果とゴールへの寄与

パンの缶詰の活用方法について、富士通株式会社と来期以降での連携が検討されている。